自営業者がローンを利用するということ

自営業者がローンを利用するということは、安定した収入があり、継続した返済ができるという一定の信頼がある事を示しています。
つまり自営業者としてある程度の軌道に乗った生活を手に入れ、起業時のばたばたした不安などからは開放され、落ち着いた自営業ライフが送れているのかもしれませんね。

 

一方で自営業者がローンを利用するということ、なかでも住宅ローンなどの長期に渡るローンを組んだ場合、ある意味走り出した列車に車掌として乗るということです。これからは決められた駅(支払い期日)でお客さんを乗降(支払い)させ終着駅まで走り続けなければなりません。停車駅をそのまま通過することは許されません。停車駅を間違える事も駄目です。もちろん車掌であるあなた自身が途中で列車を降りる事は断じて許されません。
つまり、完済という終着駅に向けて、きちっと支払い月に支払うために、働き続けなければいけない状況になったということです。「自営業にも飽きちゃったし、一人でしばらく放浪の貧乏旅にでも出て、自分を見つめ直しにいこう!」なんて眠いことを言える立場ではなくなります。
自営業として、百歩譲って自営業をドロップアウトしてもアルバイトや、ないしは再度勤め人として働き、ローンを完済しなければなりません。
自営業者がローンを組むということは、大きな勇気を、自営業でやっていくという覚悟が必要です。自営業者にとってローンというのは、ある意味引導を自らに渡す事に等しいかもしれませんね。