自営業からのリタイヤ

一大決心をして晴れて自営業の道をスタートされた方々が、志半ば一年以内に廃業されるケースが非常に多いです。
自営業という道は想像するように厳しいものです。周りからは自由に好きなことができて良いねと言われることも多いですが、それは反面「大変な道を歩んで」という裏返しでもあるのです。
もちろんそんなことは当の本人が一番わかっているはずなのですが、やはり想像以上の厳しさに生活が成り立たなくなってしまったり、精神的に追い込まれて事業をたたむ傾向があります。
割合として言われているのが、開業1年以内に30?40%が廃業し、3年後には全体の70%が廃業すると言われています。自営業を3年続けたら上出来と言えるでしょう。

 

もちろん一度リタイヤしたからといって、それでおしまいというわけではありません。
飲食店なんかでも、一度店をたたみもう一度修行の身となり再び自分の店を持つ為に頑張るという方々もたくさんいらっしゃいます。
廃業届を出しても再申請は可能です。独立するのが少し早過ぎたのだと一旦冷静になり、次こそは失敗しないように入念な計画を立ててみるのもいいでしょう。

 

ひとりで事業を起こすということには大きな決心が必要です。
その看板を下ろすときも大きな決心が必要です。せっかく開業したのですからギリギリまで粘り抜いてみたいというのが本心です。
しかしあれだけ決心して開業したにも関わらず、廃業は案外あっさりとしてしまうようでは、所詮決心はその程度のものだったと言わざるをえないでしょう。